オイル交換を怠るとどうなる?エンジンに起こるリスクとは
- 玲於 片桐
- 9月7日
- 読了時間: 2分
オイル交換って本当に必要?」「まだ走れるから次回でいいや…」
そんな風に後回しにしてしまう方、実は少なくありません。でも、エンジンオイルは車にとって血液のような存在。交換を怠ると、車の寿命を縮めてしまう大きな原因になります。
ここでは、オイル交換を怠ったときに起こるリスクを解説します。
1. エンジン内部が傷つく
エンジンオイルは金属同士の摩擦を減らす潤滑油の役割をしています。交換を怠るとオイルが汚れ、潤滑性能が落ち、金属部品が直接擦れて摩耗してしまいます。結果として、エンジン内部の摩耗・損傷につながります。
2. 燃費の悪化
汚れたオイルは粘り気が強くなり、エンジンの動きを重くします。その分、余計な燃料を消費するため燃費が悪化します。
3. エンジンオーバーヒート
オイルは「潤滑」だけでなく「冷却」の役割も果たしています。交換を怠ると冷却効果が低下し、エンジンが過熱。最悪の場合、エンジンが焼き付いて動かなくなることもあります。
4. 排気ガスの悪化
オイルが古くなると燃焼効率が落ち、排気ガスも汚れやすくなります。結果として、車検に通らない可能性も出てきます。
5. 高額修理につながる
オイル交換をケチって浮かせた数千円が、後に数十万円単位の修理代に跳ね返ってくることも珍しくありません。「エンジン載せ替え」なんて事態になると、買い替えを検討せざるを得なくなります。
まとめ:オイル交換は「車を守る保険」
エンジン内部を守る
燃費を保つ
故障を防ぐ
こうした役割を考えると、オイル交換は車の健康診断のようなものです。一般的な目安は5,000〜10,000kmごと、または半年〜1年に1回。
たった数千円のメンテナンスで、大切な愛車を長く快適に乗り続けられます。「まだ大丈夫」と思わずに、早めの交換を心がけましょう。



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